骨粗しょう症外来|福田整形外科

  • 0798-41-7177
  • 〒663-8184 兵庫県西宮市鳴尾町4丁目1-32
    鳴尾・武庫川女子大前駅から徒歩約5分
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骨粗しょう症外来

診療案内

骨粗しょう症は骨の量の減少や、骨の質の低下などで骨がもろくなる病気です。

転倒による骨折だけでなく、かがんだ時や重い荷物を持った時などに腰痛が出現し転倒していなくても脊椎(背中の骨)がつぶれて圧迫骨折となる場合もあります。

✅以前より背が縮んだ、背中が曲がってきた
✅ずっと背中や腰が痛い
✅検診でひっかかって気になる

など、気になることがあれば一度ご相談ください。
自覚症状がなくても早期発見や予防に努めていくことが大切です。

当院では全身型X線骨密度測定機(DEXA)を用いて測定し、また血液検査と合わせて総合的に判断し患者様に適した治療をお伝えします。

骨粗しょう症の原因

骨は破壊と再生(骨吸収と骨形成)を繰り返し、つねに一定の強度を保たれていますが様々な原因によりそのバランスが崩れて骨粗しょう症となります。

代表的なものとしては
■骨の老化現象・ホルモン減少
■カルシウム・ビタミンDなどの栄養不足(ダイエットや偏食、過度の飲酒など)
■生活習慣(運動不足、喫煙、日光不足など)
などがあげられます。

内分泌疾患、関節リウマチ、糖尿病、慢性腎不全などの病気だけでなく
ステロイドなどの内服により骨粗しょう症のリスクが上昇することもわかっています。
避けられない原因もありますが、気をつければ改善できることもあります。

骨粗しょう症の検査

骨密度測定装置

当院ではガイドラインで推奨されている腰椎と大腿骨の両方を測定できるDEXA装置を導入しています。

また、血液中には骨に関与する物質があり採血でも評価をおこないます。

検査結果を総合的に判断し治療のお話をしていきます。

骨粗しょう症の治療

骨折を予防するためにも、骨粗しょう症の治療は大切です。
薬物療法だけでなく、食事療法・運動療法などの生活習慣も改善していき治療を行うことが重要です。
薬物も色々な種類があります。

骨は破壊と再生(骨吸収と骨形成)を繰り返し、様々な原因によりそのバランスが崩れて骨粗しょう症となりますので

・骨吸収を抑える薬(内服や注射)
・骨形成を促す薬(注射)
・活性型ビタミンD(内服)
・カルシウム剤(内服)

当院では上記に示した治療薬を単独、もしくは併用し治療を行っていきます。

患者様に十分説明し、相談した上で一人一人に合わせた治療方針を決めていきます。

骨粗しょう症の予防

まずは生活習慣の見直しを

・運動不足の解消
運動をすることで骨に適度なストレスがかかり、骨が丈夫になります。ただし、転倒やケガに注意して、無理せず軽めの運動から始めましょう。

・食生活の見直し
魚や乳製品を取ることでカルシウムを中心に補う事ができます。また、ダイエットなどにより極端に少食であると全般的に栄養不足となるだけでなく、ホルモンバランスも崩れてしまいます。

・日光に当たる
適度な日光浴を行うことでビタミンDを体内で生成することができます。